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Channel: コーヘイジャパンの男はまあまあつらいよ Powered by Ameba
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小休止

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すまんが、23日までに16小節書かないといけないから、少し全曲解説休みでお願いします。

すいやせん。すぐ復活するんで!


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GO TO WORK

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マボロシの"dear my homeground"で少し触れているんだが、俺が上京して初めての住まいが、代々木のボロアパートだった。

ファーストアルバムの製作は初期はココだった。で、この曲は代々木邸で作った記憶があるから、製作初期に作った曲だな。

まだMPC3000も使いこなせてないのがトラックからひしひしと感じ取れる。ドラムバタバタだしw。

このネタはアレも使ってたアレ&ザギャングのアレなんだけど、好きなループだったから俺も使ったのさ。安易だろ?

で、ブラックムービーのサントラのさらにコンピ盤のセリフの中に、"go to work!"というフレーズがあったので、サンプリングしました。

ここから初めてリリックを書き出したから、トラック先行だったんだな。

いわゆるワークソング、なんか仕事に行く時に聴けるような曲を作りたかった。

さらにこの曲は、俺のファーストアルバムを不動のモノにしてくれた曲のひとつでもある。

この曲を聴いた、大先輩DJ YUTAKAさんが、えらく気に入ってくださって、各方面で宣伝していただきまして、それが当時のJ.WAVEの"SOUL TRAIN"という番組の司会のRYUさんに繋がり、番組で何度もかけてくださり、かなり多くの人に俺の名前とキャラを知らしめる曲となるのである。

自分で言うのもアレだが、この曲のすごい所は、「マイクと包丁で金稼ぐ!」という当時の気持ちから、今も全く変わってない、リリックも青いどころか今でも当時のままの想いである。

「財布の中のしわくちゃな漱石がいつかは立派な宝石」

いまだ漱石だ!クソッ!

ちなみに、そんな名曲ではあるが、リリックを二箇所消してある。

シャブとかすかいらーくとか言ってはダメなのだ。はい。

これからはライブでもやろうと思います。

さらにちなみに、YUTAKAさんが作ってくれたオフィシャルのremixが存在するのだが、あるライブに来てくれたお客さんだけのスペシャルプレゼントだった。

リリックは最初

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これを叩き台にしながらの

{90375B12-B93A-41DD-B6A1-6A37E2BA143D:01}

ほぼ完成。


いまだファンから根強い人気の曲。

あと、2月15日に渋谷ファミリーでアルバムリリースライブやるから来いよ来いよ来いよ~!


続・男はまあまあつらいよ

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FUNKY 4 U収録の、『男は、まあまあつらいよ』の続編。やはりファミリーというコンセプトだからか?あまりかしこまるのも俺じゃない、というか。くだけた曲も入れるのがモットー。

とかく出産というヤツは、女の底力をほぼ初めて目の当たりにする。男は絶対女にはかなわないと思う。

が、男だって、男だって、男だって、まあまあつらいんだじょ!という曲。

トラックはマボロシ。ステキなトラック。兄貴のヒューマンビートボックスもバッチリ!に、このリリック。そこからタケちゃんのギターソロやらヨシ君のオルガンやらを、一発録りでレコーディングしてったらしい。ナイスグルーヴ感を醸し出す。

この曲は当時ライブでも欠かせなかった。アルバム『FAMILY』自体アップの曲が少なかったからな。

今回のベストを選曲するにあたり、『FAMILY』から何を入れるかは本当に迷ったのだが、ライブでもかなりお世話になったし、やはり欠かせられなかったな。

マボロシ、復活しないかな?絶妙なバランスのグループだと思うな。

しかし子どもって本当金かかるわ。大学は行かなくてイイんじゃね?ウチは。

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2月15分のライブの詳細です。よろしくお願いします。


2/15 (sat) 
METROCKRIDE - KOHEIJAPAN "コーヘイジャパンはかく語りき" Release Special!!

■at club bar FAMILY:http://club-bar-family.com/
■Tel:03-3400-9182
■Genre:The expansion of the music based on the sound of blackness!!
■Door:2000yen(1D)
■W/Flyer:1500yen(1D)
■Open:22:30

■Guest Release Live:
KOHEI JAPAN
 https://twitter.com/KOHEIJAPAN_1

■Dj:
TKYM (Multiple Colored Joints / Meeting crew / SMRYTRPS)
 https://twitter.com/TKYMYSFM
AWANE (Seeds And Ground / sonimage-Lab,inc)
 https://www.facebook.com/kousuke.awane
HIROKING (Born 2 Funk)
 https://twitter.com/DJhiroking
KATCHO
 https://twitter.com/DJKATCHO
KOPERO
 https://twitter.com/dj_kopero
EBE
 https://twitter.com/djebesoultrip

■Live:
HI-SO (ATENESTUDIO)
 https://twitter.com/HISO_ATENE
雄大 (ATENESTUDIO)
 https://www.facebook.com/yudai.maruyama.923
midnightcamp a.k.a. ナイス橋本
 https://twitter.com/dokokala
タケウチカズタケ
 https://twitter.com/KaztakeTakeuchi
東 里起 (Small Circle of Friends) Studio75 Set
 https://twitter.com/azuma75
Ko-ney
 https://twitter.com/KO_ney1986

■Band:
Snatch” (今月おやすみ。)
 https://www.facebook.com/snatch.info

■More Infomation:
 facebook:https://www.facebook.com/METROCKRIDE
 Twitter:https://twitter.com/METROCKRIDE

【METROCKRIDE】 (メトロクライド)
metro(大都会・地下) / Rock(揺らす) / Ride(乗る、乗りこなす) / 三つの単語から作った造語。

【The expansion of the music based on the sound of blackness!!】というフレーズをコンセプトに、イベントとしての音楽的基軸と説得力を打ち出しつつ自分達が描く『柔軟な感覚で創る最高の音楽空間』を作り続けています!

今月は、なんともスペシャルなゲストライブをお迎えしての開催が決定しました!!

お迎えするのは、ソロ・キャリア15周年を迎え、RHYMESTERが参加した新曲 "天気晴朗ナレドモ波高シ" 他、新曲・未発表曲・外仕事・別プロジェクトK.J.のヒット曲を網羅した超豪華CD3枚組コンプリート・ベストを1/15日に発売したばかりの【KOHEI JAPAN】さん!!

FAMILYでは伝説となっているイベント『FG NIGHT』開催から数年ぶりとなるFAMILYでのライブ。
もはや当時の事を知っている人は少ないと思いますが、METROCKRIDEとしてリリースのタイミングにお迎え出来る事が嬉しすぎます!!
「俺がKOHEI JAPANを続けてきて昔から変わらないところは、“わかりやすさ”と“ユーモア”だと思ってる。当たり前のことだけど、まず自分が楽しめなくちゃ、ってところが大事。」と、こちらのインタビューページ(http://realsound.jp/2014/01/kohei-japan15.html)でも語っておりますが、そんなライブを是非とも体感しに来て来て下さい!!

ホント、テンション高まります!!笑

と言う事で、今月のメトロクライドをお見逃し無く!!!


PS:
メトロツイッター & フェイスブックページで、レギュラーメンバーがお勧めする新旧問わずなレコメンをアップしていきます!
手軽に色々な良い刺激に触れられる様になった今だからこそ、こんな感性の人達が集まってる面白い場所があるらしいぞ!と言う事を自信をもって発言していきますよ!

2~3ヶ月に一回くらいのタイミングで更新していきたいと思うので、みんなチェックして下さいねー!

https://twitter.com/METROCKRIDE






スパンキー☆スパンクのテーマ feat.Spanky Spank

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{3669DF49-7743-43CB-A342-C72AF30887E9:01}
アルバムも折り返したかな?さあ、どうしようもない時間に突入です。

俺のアルバムというのは、必ずと言ってイイほど、くだらない曲、つまり『ボム』を一曲は忍ばせているのだが、こいつが典型的な例で。

童貞達の味方、スパンキー☆スパンクが生意気な女子達を懲らしめる、そのテーマソング、って何だよ!

トラックは俺で、ディスコファンクな感じになったので、ラップもオールドスクールな感じにしてみよう、と。

で、サビはなんとなくブーティコリンズ風な声が欲しかったので、士郎さんにお願いしました。

ブーティ風にお願いします!と頼める人、なかなかいませんw。その後士郎さんにはライブでもスパンキー役を何度かお願いしました。

コーヘーテメふざけんなよ!とか言いながら、赤い全身タイツにぬるっとした身体を包み、鞭を片手にステージ上で暴れまわる。

士郎さん、また今度よろしくお願いします!

ちなみに、曲イントロのラップの展開。これはLAKESIDEの『Fantastic Voyage』のパクり、じゃなくオマージュ。

ラップするのはウチの嫁と、ヨシ君こと高橋芳朗。ライター、というより最近はTBSラジオの音楽番組の司会、といった方がイイかな?二人の素人感丸出しのラップがイイ童貞感を醸し出した。

当時、クレイジーケンバンドの横山剣さんがDJ営業でたまにかけてくれたとか。

今では常識のオートチューンをいち早く使った(まあ、岡田さんの案だが)事も付け足しておこう。

いつだってオマタはミステリー!
















夜の狩人

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ファーストアルバムからのセカンドカット、って書くとまともなんだけど、この内容でよくセカンドカットにしたよね?さすがファイルレコード!ていうか岡田さん。

もちろんアナログオンリーなんだけど。こんな感じ

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俺も持っていない。全部あげてしまった。
悔やまれます。

PVもあります。皆さんにお見せしたいのだが、youtubeにアップされてたのに削除されちったみたいです。アルバムティーザー映像でチラッと観れるけど。

まあよくこれだけ下ネタに徹したモンだ。えらいよ、俺たち。女子達は気分を害されるかもしれませんが。まあ下ネタってのはさ、言わば女子達のガールズトークみたいなモンなわけ。

でさ、やはり日常をテーマにするのが信条の俺としてはさ、まあ下ネタは避けて通れないのさ。マジで。ええ。

どのようにしてこんな曲が出来上がったのか?

確かトラックはもう出来上がってて、士郎さんとマキュウに曲の打ち合わせで聴かせたら。たしか栗ちゃんがいきなりサビを思い付きで歌いだしたんだと思う。で、士郎さんが「これでイイじゃん!」みたいな。

とにかく皆さんの、これぞパンチラインの見本じゃい!、のオンパレードをお楽しみください。










シロクジ feat.さかいゆう

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アルバムは、ボーイズトークを終え終盤に向かう。

『狩人』からたっぷり曲間を開けての、『シロクジ』である。アルバム『大人チャレンジ』収録。

このアルバムで、何をチャレンジしたのか?大まかに言えば、コラボレーションと、いわゆるpopsへのアプローチなのだが。呼ばれる事は多いけど、あまり自分の作品でフィーチャリングをしない俺だったので、このアルバムでは大半の曲で誰かと演ってみた。

で、さかいゆうに声をかけて。トラックから何からお任せして。さらに、いわゆるこっち側の、ヒップホップサイドに歩み寄らなくていいよ、と。さかいゆうサイドに俺が歩み寄る事を提案して、あがってきたのがこの曲である。

ワルツにしてみたよーってwおい。しかも送られてきたdemoにもうサビも録音されており、ゆうの歌声がシロクジで譜わりが一度切れるのが面白いと思って、タイトルを『シロクジ』にした。

打ち合わせを重ねるウチに、俺も歌った方がいいよ、という話になり、サビでこっそり歌ってみました。

俺のリリックはだから、さかいゆうのサビの歌詞からグワっと拡げて書いたのさ。いわゆる十代の頃の童貞感を、うまく出せたらイイかな?と。

ゆうは本当にアイデアマンというか、レコーディングの最中に、思い付いた諸々をすぐ形にしていくタイプ。ボーカルブースとコントロールルームを激しく行き来しながら作業していた。

当時ブログで書いたかもしれないけど、ヤツの演奏を真近で見てると、こんな太くて短い指で、何故こんな素敵な演奏が出来るのだろうか?と本当に感動する。

マジで素敵な、丸顔メガネ野郎である。

最近ニューアルバムを彼もリリースしたのね。また機会があれば一緒に曲を作りたいアーティストのひとりだな。








子守唄

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『子守唄』なのだが。

曲の内容云々の前に、アルバム"family"製作にあたっての、一番の影の功労者は何気にトラックメイカーのbuzzer beatsじゃないかと思う。

ブザービーツはしみ、しげ、千葉君の三人からなる……、説明めんどくさいからやめる。とにかく、彼等はホント貢献してくれた。

まだアルバムのdemoを作ってた頃、スタジオでエンジニアしてたのがしみやんで、その時にブザービーツのdemoトラック集をもらったのがきっかけで、色々作ってもらい、アルバムの半分くらいは彼等のトラックになった。

I am the man,Have a nice day,レンタカー,Blood Sweat &No Tearsなどなど、何か、俺らの世代にはない、新しい風をアルバムに吹き込んでくれたと思う。ちなみに今回のベスト盤でも、『トライ&エラー』はしみやんのトラックだし、しみやんにはさらにTDも何曲かやってもらったり。何かと今でもお世話になっている。

そんな彼等のデモ音源に入ってたのが、この曲のトラックである。このトラックで何を書こうか悩んだ末、こうなった。


製作も後半だったと思うんだけど。

実際こんな仕事してるとなかなか子ども達と会える時間もあまりなく、もっとコミニケーションを取らなきゃいけないと思いつつ、結局酒呑んで朝帰りして。昼間もロクにかまってやれないという現実。反省しつつも繰り返してしまうダメな俺。

理想の父親ってなんだろな?ウチは母子家庭だったからなおさら想いが強いのか?理想と現実でもがきつつ、お酒に逃げる新米父さん。

只今父ちゃん歴も早10年経つが、いまだあまり変わらずw。

こんな曲作るの、世界で俺だけだな。ははは。

今迄あまりやらなかったビートパターンだったからレコーディングは普段より時間かかったな。

今聴き直すと、もっとシンコペートさせてラップすればよかったな、と反省点あり。とにかく、アルバムの中で重要な一曲である事は間違いない。

まあでも、子どもは、寝顔が一番かわいいよね。

息子達よ、

父ちゃんはなあ、

父ちゃんはいつかなあ、

いつか、いつか必ずなあ、



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もしも息子が出来たなら

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アルバム"FUNKY 4 U"制作後期だった。タケさん(童子T)から連絡があり、幼児虐待撲滅的なコンセプトでコンピアルバムを作るから一曲やってくれとの事。

しかも締め切りは一週間後……。

しかもトラックメイカー誰かいない?的な。

で、俺が思い切って白羽の矢を立ててみたのがDJ MITSU THE BEATSだった。GAGLEがまだFILE RECORDSでアルバムリリースしたばかりの頃だったかな?いや、もう辞めてたか?忘れたけど、とにかくタイトなスケジュールの中、レコーディング数日前にはトラックを送ってくれた。

シリアスなテーマなだけに、短い時間の中かなり熟考した、と思う。ただ、今現在起きてる悲しい出来事を変える事は出来ないし、今後同じような事が起きるのを少しでも減らす事が出来たら。という想いで、子どもが産まれた瞬間の、親になった初日の感動と伴う決意、みたいな感情、これをこの先何が起きても忘れなければ、少しでも嫌なニュースは未然に防げるのでは?と思い、"初心"を切り取ってみた。

といっても、俺はこのリリックを書いた時バリバリ独身だった。だからリリックの所々、正直青い。でもいいのさ。この青さは今では書けない、当時だったから書けたと思う。

ただ、このコンピ"CHANGE THE GAME"で、いろんなアーティストの曲があるが、はっきり言って、ミツと作ったこの曲が一番イイと自負している。

レコーディング当日までの僅かな日程で書ける訳もなく、当日も書いてて、確か3時間くらい遅刻した記憶あり。

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当時としては珍しく、タイトル未定だった。レコーディング終了後にスタジオでアレコレと考え、『もしも息子が出来たなら』でいいんじゃね?はははは。的なユルさで決まった。

まあそんな曲が俺の代表曲のひとつになる。とにかくヒップホップリスナー始め音楽をあまり聴かないような層まで、この曲は評判がイイ。

アルバム"FAMILY"のコンセプトにも一致してたので、ボーナストラックとして再収録した。"FUNKY 4 U"に収録する事も考えたのだが、いろんな事情でダメだった。

もう10年も前の古い曲だけど、いまだにライブではほぼ欠かさずやっている。子どもに纏わる嫌なニュースは相変わらずで残念なのだけど、歌えるだけ歌おうと。そういう想いです。

"FAMILY"廉価盤にも、トラックをミツにアップデートしてもらって、俺も歌い直して収録されている。歌入れワンテイク、しかも切り貼りなしの、ライブに近いノリでレコーディングしました。

トラックもラップもこっちの方が良いと思うのだが、トラックのキーを半音下げて作り直しており、ちょっとライブで歌いづらい、っていうのと、馴染みがあるのは、青さも含めオリジナルバージョンかな?と思い、CDベスト盤にはオリジナルバージョンを収録。iTunesのベスト盤にはアップデートしたヤツが入っております。

あと、表記がMITSU THE BEATS feat.KOHEI JAPANになってるのは、このコンピが全曲DJ名義でfeat.ラッパーという趣旨だったため、こういう形になっている。

カラオケで歌いたいのにない!的な質問をよくされたのだが、DJ mitsuのほうで探してみてください。

余談ですが、この曲のレコーディングの一ヶ月後くらいに当時の彼女の妊娠が発覚。もちろん今の嫁だが。そんな運命的な曲でもあるのだよ。

シングルカット的な動きも全くないのに、何故か俺の曲で一番みんなに認知されているし、俺も自身持ってみんなにオススメする。というかまだまだこれからもいろんな人に聴かせたい、不朽の名曲(自画自讃)。





冬を乗り越えろ

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みんな明日のライブ来てくれよ。新曲も旧曲もやるぜ。雪みたいだけど。来てくれた人には俺からバレンタインプレゼントが漏れなくあるからな。俺の出番は3時くらいらしいよ。よろしくデス!


『冬を乗り越えろ』か。

俺のラップはすごく聴き取りやすい、はずだ。ナゼナラ、そういう風に作ってるから。日本語にもともとあるリズム感やイントネーションを最大限活かす、まあFGマナーとでも言おうか。


なんだけど、俺のラップは人が歌いづらいらしい。そう言われるとそうかも知れない。例えば『冬を乗り越えろ』とかはそうなのか?と思うのだが。

サビのフロウとか確かにな。聴き取りやすいけど、変な乗せ方してるよな、確かに。なんかこのビートとベースラインを聴いてたら浮かんだんだな。まあでも気に入ってるサビかも。

ていうか三番に至っては、韻らしきもの、ほとんど踏んでないな、コレ。

ファーストアルバムを作る少し前、一度ヒップホップ冬の時代ってのが来たのか?あまり憶えてないけど。確かそうだったように思う。からのこのリリックが浮かんだんだと思う。リリックには出てこないけど、代々木のアパート時代に、原宿から冬の明治通りを新宿方面に歩いてる絵をなんとなく思い浮かべながら。

でもこの曲はやはり兄貴のトラックの素晴らしさかねえ。アルバムのかなり後半にもってきて、やはりビシッと引き締まった感あり。なので、ベスト盤でもラストの大事な位置にセット。

まあでも音楽業界、今のほうがよっぽど冬だけどね。そう考えると今また一周して歌うべき曲なのか。

あとzaneさんから質問いただいたので、お答えしますね。


次は「冬を乗り越えろ」だと思うのですが、途中の「こりゃしょうがない」の声はGAKU-MCさんでしょうか?
ずっと気になっていたので、解説していただけるとうれしいです。

そう、二番の途中でエフェクトかけてるとこだよね?そこは、というかそこも俺です。普通に二番つら~っと歌っただけなんだけど、そこの言葉だけ兄貴がエフェクトかけたんだと思いますよ。内容がより効果的に伝わるようにね。ドラムも抜けてぐっと入るよね。俺も好きな部分。

俺の曲は改めて、時代に左右されないテーマが多いのね。実感。まあマジでこの最近の音楽冬の時代、なんとかしたいよマジで。

てな訳で、最近じゃ滅多に書かない、24小節展開の気合いの入った一曲!

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かなり雪なんだけど。明日ライブあるのか?いや、やるぞ俺は!







コメディーfeat.MOOMIN

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”family”がリリースされてひと段落ついて、さあ次のアルバムは!といろいろ考えていた。”family”は高評価だったけど、なんか『お父さんラッパー』みたいな偏ったイメージもついたり、特にライブ、さらに特にクラブでのライブではなかなか構成が難しかった。

なので、次はスカッと楽しいアルバムを作ろうと漠然と思っていた。で、そんな中まとまりつつあったコンセプトが”コメディー”で、『人生は喜劇だ』みたいな感じでまとめようかな?と思っていた。

まあでも、その後の紆余曲折ですっかり忘れていたコンセプトだったけど、”大人チャレンジ”制作中に出来たトラックに相性がよさそうだと思って、改めて書いてみた。

この曲で何が言いたいか?それは『時間が解決してくれる、こともある』という、決して前向きとは言えない発言なのだが。

そして、あんだけ辛かった出来事も、いつかは笑い話になってるさ!ってことなんだな。

頑張れと応援したい所だが、苦しみを急いで乗り越えようとするコトも大事だけど、あえてジタバタせずとも時間が解決してくれるコトもある。そう学んだ。


あとはリリック読んでみてね。

MOOMINもベテランだし、昔から知り合いではあったし、かなり好きなスタイルだったけど。ちゃんとセッションしたの初めてだった。トラックとの相性もバッチリだし、キャッチーなメロディだし、俺とナイスなケミストリーを生み出したな。

トラックは俺が作ったんだけど、珍しくノーサンプリング、まああるサンプルを弾き直ししたんだけど。ギターのアルペジオみたいのを弾き直して、それに合うコードを探すのがかなり手間取った。指一本奏法なので。

ちょっと派手なビートだし、俺っぽくないと周りからは言われたけど、こんなのも作れるんやでっ!

ライブでもあまり演らなかったけど、これからは演ろうと思う。これまた時代に左右されないテーマでもあるしね。

あ、ワンマンライブ、決定しました!ちゃんと発表します。

さああと一曲!






『今がイチバン』

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リリースから早ひと月、やっとdisk1も最後の曲…。曲数多すぎだろコレ。

そんな差中、ワンマンライブ決定‼︎

4月29日,渋谷スターラウンジにて。また詳細含め正式発表しますが。ひとまず告知させていただきました。よろしくお願いします!

さあ『今がイチバン』が最後だな。アルバム”family”収録。

振り返ると、10代より20代のほうが充実してたし、20代より30代の方が充実していた。子供ができて自分の時間も金も少なくなったけど、不思議と心を満たす何ともいえない充実感…。毎日色々な経験を積み重ね、その経験が、それぞれの『幸せ』のカタチを変えていく。

これからも俺は『今がイチバン』と言える日々を送ることが出来るだろうか?

今後も『今がイチバン』と言えるように、毎日をしっかり生きる事を怠ってはいけないなあ。面倒くさ。頑張ろ。

こんな感じでdisk1は終わる。

これが俺の自己ベストか。もちろんまだまだ入れたい曲はあった。ていうか、その時その時のベストを尽くして曲を作ってるんだから、言うなれば作品全部ベストなんだな。まあいいや。

とりあえず、この全曲解説を読みながら改めて俺の作品を聴き直してみて下さい。

disk2に続く…。










天気晴朗ナレドモ浪高シ feat.RHYMESTER

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disk 1、1曲めを忘れてました。久々にライムスターと。

久々なのですが、それまでにやはりかなりの量を一緒にやっているんだけど。まあKOHEI JAPAN名義でライムスターと演るのは何気に初めてかな?

このタイミングでなんで一緒に演るのか?と言えば、色々理由はあるのだが、とりあえずマキ君の逝去はかなりデカい。

いつでも出来ると思ってるコトが明日には出来なくなってしまう年齢に差し掛かってる、というか。思いついたらすぐ行動した方がいい、と。マキ君とも飲み行こうと話してたのに、結局スケジュールやらで後回しにしてた折のコトだったしな…。

まあ色々考えてこのタイミングかな?と。無茶苦茶忙しいスケジュールの中演っていただきました。

あとひとつは、ここ数年、特に”大人チャレンジ”以降、いろいろなタイプの曲をやり散らかしちゃった感じがして、もちろんその分いろいろ収穫もあったんだけど。

何か音楽がつまらなくなってしまった、というか自らつまらなくしてるような感覚がつきまとっていたので、一度きっちりふりだしに戻りたかった。音楽との付き合い方、改めて初期に戻してみようかと。まあ全てを元に戻そうとかじゃないんだけどね。

リハビリテーション オブ マイイマジネーションするべ!と。

そんなさなかのライムスとのセッション、テーマも悩んだけど、あまり絞らず、あえてフワッとしたテーマにしてみた。で、

『天気晴朗ナレドモ浪高シ』

日露戦争日本海海戦、相手は世界一のロシアバルティック艦隊。参謀秋山真之が決戦直前に大本営に送った電文の締めの一文。

なんとなく、決戦前夜的なイメージでお願いしました。

俺は今回は、わざとあまり普段聞き慣れない言葉をいくつか入れてみた。

ヒノデハヤマガタトス

換骨奪胎

小田原評定

など。まあ調べてくれ。

久々にライムスターと演ったけど、やっぱ演ってよかったなあ。刺激受けたなあ。ずっと一人ぼっちで曲作ることが多かったから、楽しかった。

もうこれでしばらく、ライムスターと曲やることはないかなあ。てな時に限って色々事情は重なるもので、年明け早々にまたもう一曲ライムスターと作りました。

マキ君のトリビュートアルバムです。3月末発売かな?分かり次第きっちり告知します!

ワタさんのトラックは”FUNKY 4 U”以来だけど、相変わらずカッコイイし、やっぱラップがしやすいビートなんだよな。ラッパーの新しい何かを引き出してくれるというか。素晴らしいプロデューサーです。

さらに今回は仕上げに竹内朋康の哀愁度高めのギターを被せ、完璧な仕上がりに。

あ、竹ちゃん、ベイビー誕生おめでとう!

てなわけで、いまだ攻め続ける3本のペンが紡ぐ三者三様のバースと、もはや安定感のある、 JINの漢臭い半泣きシャウトをご堪能あれ。


何か書き忘れた気がする。まあいいや。

最後に告知。


よろしくデス!

2014年3月7日(金)
TBS RADIO &(有)申し訳presents
[ The 男子音楽厨房リリースパーティー・深夜編@代官山UNIT ]

-RELEASE LIVE-
椎名純平
(((さらうんど)))

-GUEST LIVE-
KOHEI JAPAN
矢舟テツロー

-SPECIAL DJ+LIVE SET-
DJ DEGUCHI feat.桃野陽介(MONOBRIGHT)

-Special Swinging Session-
m.c.A・T x 矢舟テツロー

-DJ-
Michelle Sorry(ex.ミッツィー申し訳)
西寺郷太 (NONA REEVES, Small Boys)
LEGENDオブ伝説 a.k.a.サイプレス上野
オカダダ(maltine records)
A*key
橋本名誉P
DJアーバンチャンピオン(古川耕)
DJ Kit Koala-I
Do The Negative Thinking!!!(Michelle Sorry&フクタケ)

DJサムラ&ゴウチ


[会場] 代官山UNIT [http://www.unit-tokyo.com]
[住所] 渋谷区恵比寿西1-34-17 Za HOUSEビルB2 TEL:03-3464-1012
[時間] OPEN/START 23:30~5:00
チケット 前売¥3000・ドリンク別¥500/当日¥3500・ドリンク別¥500
[プレイガイド] イープラス http://eplus.jp/
[主催]TBSラジオ&コミュニケーションズ
[企画](有)申し訳 [http://www.moushiwake.com ]
    代官山UNIT [ http://www.unit-tokyo.com ]
[協力]ユニバーサル ミュージック合同会社 [http://www.universal-music.co.jp]
   パイオニア株式会社 [http://pioneerdj.com]
[問合せ] 代官山UNIT TEL:03-3464-1012
     TBSラジオイベントダイヤル 03-5570-5151
     TBSラジオ・イベントナビゲーター[
http://www.tbs.co.jp/radio/event/music/ ]
詳しくはMOUSHIWAKE SITE [http://www.moushiwake.com ] でチェック!

*先着200名にThe 男子音楽厨房ステッカープレゼント!
*オールナイト公演のため20歳未満入場不可(写真付きIDチェックあり)
*整理番号順にご入場となります。
*撮影機器、録音・録画機器のお持込みは御遠慮下さい。



ワンマン決定っす!

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全曲解説も折り返し、disk2へ突乳!

のタイミングで、改めて情報しっかり解禁!アンド失禁!

ワンマンをやるぞ!

あの曲もあの曲もいっぱいやりたいのさ。

みんなに生で聴かせたいんだよ。生でみんなも聴いてくれよ。頼むよ。

15年のキャリアの総まとめをこのステージに込めるぜ。よろしくご査収!

4月29日(火・祝)
『コーヘイジャパンはかく語りき』リリースライブ
OPEN 18:00 / START 19:00
会場:SHIBUYA STAR LOUNGE 
一般前売り ¥2,500 *ドリンク別途(¥500)
オフィシャル先行
http://eplus.jp/kohei-j

オフィシャル先行
受付:3/8(土)12:00~3/11(火)18:00 

問い合わせ:チッタワークス 044-276-8841



前売り特典も絶対付けるよ。

4月29日、楽しい夜にしようぜ~!

コーヘイジャパンはかく語りき

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という訳でみなさん、ワンマンライブよろしくお願いします。空けといてね。この日のために色々仕込み中デス!夕方からの身体に優しい時間。男同士、女同士、友達同士、プルカツ、親子、全て楽しめるようなステージになるぜ。

遠くの方々には申し訳ないが、この渋谷の一公演だけだから、交通費等色々お金をかけさせてしまうが、全国から集まってくれ!ジャパンサポーター達よ!

改めて

4月29日(火・祝)
『コーヘイジャパンはかく語りき』リリースライブ
OPEN 18:00 / START 19:00
SHIBUYA STAR LOUNGE 
一般前売り ¥2,500 *ドリンク別途(¥500)
オフィシャル先行
http://eplus.jp/kohei-j

オフィシャル先行
受付:3/8(土)12:00~3/11(火)18:00 

問い合わせ:チッタワークス 044-276-8841


{87440E8C-97E3-4E18-B535-26CDC13CFF77:01}

さあ、disk2突乳するぞ。

『コーヘイジャパンはかく語りき』は、

その前に、disk1は曲順を時代関係なく、あえてシャッフルしたんだけど、2は基本的にはカテゴリー分けしました。新曲、未発表、レア音源、客演と4つに。

で、なんかイントロは気持ちを新たに聴いて欲しいので入れようか?と。

アルバムタイトル、この時点で決まってたのでタイトル曲にしちまいました。安易です。

で、アカペラかハンドクラップくらいのノリでちょっとやるべえか?と。安易です。

スタジオにアリキックがたまたま居たので、クラップやってもらいました。菊男ありがとう。

過去にしがみつかず、抱えた荷物を一度すべて降ろし、また再スタートをきるぞ!と。決意表明です。

外で録った風ですが、実際はスタジオです。

ガヤガヤした外の音だけはスタジオの外で歩きながらiPhoneで録音したものを後から足しました。

安易です。安易ぐらいがちょうどいいんです。本編を際立たせるためなので。

菊男よ、今度必ずギャラのTENGAあげるからな!
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『トライ&エラー』

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イントロからの本編一曲目。トライ&エラー、つまり試行錯誤。和製英語らしいけど。正しくはtrial & errorらしいよ。どっちでもいいけどね。

トラックはSHIMIやんフロムBUZZER BEATS。歌モノ用に作ったトラックだったらしいけど、気持ちいいコード進行だったし、グッとくる感じも好きだったので、採用しやした。

去年の夏くらいには一度DEMO録音して、そこから放置プレイしてたのだが、改めてリリックを書き直した。

ちょっとずつ守りに入ってる自分への戒めと、未来の自分への応援歌。みんなに向けた応援歌のようで、この手の曲はだいたい俺に向けている。俺自身を励ましているw。転職を決めた時期ってのもあったな。

この歳で自分の身の周りの色々を変えるのはやはり勇気がいるもので。ただ、今までってヤツを守るためにも、試行錯誤を重ねながら変えていかなきゃいけないこともある、と思います。

前にも書いたけど、ラップは最初の一行目がすごく大事。ここでみんなの耳をグッと掴まないといけない部分。なのですが、この俺のバースは割とヌルッと入ってく。ちょっと俺の中で流行った通称ヌルッと入りw。抑えに抑えた感情をバース中でゆっくりあげて行きながらサビに持って行く感じ。

そんな感じよ。失敗を恐れずトライしていかないとな。ええ。

あ、ジャパンTV観る?

コーヘイジャパンの夢は夜ひらく

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4/29ワンマンライブの選曲に頭を悩ます日々。なるべく多くの曲をやりたいなぁ。

その前に、せめて全曲解説、終わらしてえなぁ。そんな感じで、『コーヘイジャパンの夢は夜ひらく』行ってみるべ。

プロデュースは久々にDJ taiki氏。何十曲も送って頂いた中からこのトラックがグサッと刺さった。新曲を何曲か収録するにあたり、男らしいチューンも欲しかったので。

なんか「怒り」とか「絶望」とかを上手く封じ込めたかったんだけど。夢はあるけど行動が追いついてないダメ人間のブルースみたいになっちまった。

主人公は俺じゃないぞ。まあ股間の不快感は拭っているけどな。

あまり制約がないと俺はこういう風にペンが走るのだ。

この曲の原型のようなのがある。ズバリ『夢は夜ひらく』という70年代の曲で、藤圭子さんのヴァージョンが有名らしいんだけど。三上寛さんの歌っているヴァージョンがあって、当時の民放連で放送禁止歌にも指定されてた歌らしい。興味のある方はyoutubeなどで聴いてみてください。

この当時の空気感を、今風に解釈してヒップホップで咀嚼してみた。お気に入りの曲です。まあこの手の曲は俺は好きなんだけど、イマイチ俺のファンには人気ないんだよな、昔からw。

レコーディングは、当日までなかなかまとまらず、朝イチで転職先の面接を済ませ、午後イチのスタジオまでの約2時間、スタジオ近くの漫画喫茶でひたすら考えたけど2番までで電池切れ。

後日3番を書いた。うまくまとまったと思う。
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ちなみに、触れてこなかったがアルバム2枚目この段階で確実に「おっぱい」って単語が3曲は入ってる。しかもこの後も出てくる。最終的に何パイか誰か数えてみてください。

スーパーマン

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今回、新曲を諸々制作するにあたり、やっぱりマキ君の逝去はかなり影響している。

ライムス、ワタさん、タイキ君達と久しぶりに曲を作ろうと思ったのは、マキ君が背中を押してくれたようなものだ。

偉大な人だったなぁ、色んな意味で。そんなマキ君のトリビュート盤リリース!

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ライムスと再び一曲かましやした。久しぶりにゴリゴリです!トラックはマキ君。ライムスがダーティーサイエンス制作時にもらって、惜しくも選考に漏れたトラックらしいです。

他にもいい曲めじろ押し~。よろしくお願い申し上げます。

キエる訳ないヤツはココにいる!

はい、『スーパーマン』の解説スタートです。これはトラックは俺なんだけど、大人チャレンジ制作時にあったモノ。新曲を作るにあたり、昔のDEMOトラックを聴き直してたら出てきた。

MPCなんて数年前に押入れに仕舞ってたが、今回また引っ張りだしてデータ探し。トラックをアップデートしようと思ったがめんどくさかったので当時のまま。サビのストリングスを足した。

が、キーがイマイチ分からず、最終的にshingo.sに弾き直してもらい完成。弦のアレンジ、難しいっす。

この曲は珍しくサビのリリックから完成した。もっと子供達に向けた内容に着地させようと思っていたのだが、トラックを聴き直しているうちに、やはりマキ君の事だったり、自分が置かれている環境だったり、家族の事だったり、考えこんでしまい、最終的にこんな着地になっちまった。

自分の弱さ、無力さを痛感し、もっと強くならないとな。っていう内容。

ちなみにDEMOトラックに付いてた仮タイトルは『初夜』だった。全然ちげえし。

4/29ワンマンまで一ヶ月切ったな。残りあと何曲だ?

ふう。


エイリアンズ

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4/29ワンマンに向けて諸々準備中、な日々。セットリストもだいたい決まり、新旧織り交ぜ30曲ちょいはやる予定。Tシャツやら物販関係も完成間近。楽しみだなあ。面白い夜になりそうだよ。

はい。disk2の5曲目、からは未発表曲コーナー突乳!で、『エイリアンズ』ですね。もちろんキリンジさんの名曲中の名曲、のカバー。俺も大好きな曲で、シングル買った記憶があります。

制作時期は”大人チャレンジ”制作初期。リード曲候補として進行してた。楽曲使用許諾申請もかなりスムーズに進めていただき、許可を得て、当時のオリジナルの楽曲データも快く貸してくださって。

ただ、サンプリング等はNG、という先方の要望。さあどうする?俺…。

じゃあしょうがねえ。ドラムブレイク足してみよう。うん、多分あいつのアレだ。あのブレイクがハマるはず。あ、俺もってねえ…。

”エゴトピア”のイントロで使われているからdr.looper氏が持ってるはず。で、メールで送ってもらい、原曲にはめてみた。バッチリだった。

あとちょろっとサンプリングソースを足して完成。ヒップホップでいうところのブレンドの手法。っていうと少しかっこいいけど、まあ恐ろしく安易なトラックメイキング。原曲にドラム足しただけだから笑。

ただ、原曲の、歌も演奏もアレンジも含めて改めてしっかり聴くと、素晴らしい完成度で、いくら俺が色々サンプリングして作っても原曲は超えられないと痛感。

恥ずかしながら最近知ったのだけど、キリンジさんは埼玉出身らしく、原曲の舞台もおそらく埼玉であろうと思われるが、俺は一気に埼玉から横浜の僻地に舞台を移動。

俺の地元、駅でいうと京急富岡の、並木団地というところである。海が近く、でも典型的な工業地帯で、埋立地にバカでかい団地が立ち並ぶ。

ちょろっと行けば、人工の島、八景島シーパラダイス、その隣に人工の砂浜、海の公園。そんな町をシーサイドラインというモノレールがゆっくり走っている。

夜は人もまばらで、スーパーが終わってしまえば店なんかない。最近は少子化の影響からか?順調に学校は合併し、空き家も増えているようです。寂しいです。

キリンジさんの歌詞の世界感を最大限尊重し、舞台を勝手に俺の地元にした、そんな『エイリアンズ』、俺もかなりお気に入りだったから、数年を経て発表出来て良かったです。

マグネティックラブ

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未発表曲その2。これもやはりアルバム”family”から”大人チャレンジ”の間に作った曲。

正確に言うと、リミックスが当時リリースされてます。

このコンピ用に用意した曲なのだが、レコード会社側が俺のサビの歌が気に食わなかったらしく笑、サビのメロディを春川仁志氏に作り直してもらい、トラックも春川氏に、よりアーバンにアレンジされて、さらにアリキックが歌う、という屈辱的ナンバー笑。

なので、リリースしたものはリミックスになっており、この度は俺の歌声のオリジナルの方を発表した。

この頃はアリキックから大量にトラックをもらってて、その中にこのトラックがあった。ひとつひとつトラックに仮タイトルが付いているのだが、このトラックの仮タイトルが『磁石』だった。

コンピ用の曲だし、この『磁石』というワードから拡げてみようという訳で、『マグネティックラブ』になった。

君がN極、俺はS極、磁石のように惹かれ会うと信じてたのに…

信じたくないんだ、君もSだなんて…オウベイベ、ウウベイベ。オウハニ、オウシュガ…。

曲中の”why?”の繰り返しは俺の中ではアーロンホールを意識したのだが、まあ誰にも伝わらないと思う笑。

池袋、桜木町、山手、練馬のデカイ団地、キオスク…。この辺のワードが肝か?

”白いビスタに乗りなよ、hey。”

白いビスタとは、坂間兄弟が学生時代に乗っていたトヨタの車。通称ビスタ'84(エイティーフォー)。伝わりづらいと思いつつ採用。

”don't hurt me again”

もちろんスリックリックのteenage loveからの引用。


The Roses feat. ALIKICK

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未発表曲その3。これもトラックは蟻菊男。『マグネティックラブ』同様、当時もらったDEMOトラック集に入っていた。

仮タイトルは”hurt so bad”だったように思う。確かjay-zのアカペラが乗っていた。

いいトラックだったので、コレで書いてみようと思い、改めてこのアカペラを抜いてインストのトラックを送って欲しいと頼んだ。

後日トラックが届き聴いてみると、何故か菊男のバースとサビが頼んでもいないのに入っており笑。

菊男のDEMOトラック集には特徴があり、自分の気に入っているトラックには勝手にサビを歌ってみたりしてある。

このトラックも色々浮かんじゃったのだろう。だが菊男、ゴメン、そこは頼んでない。

勝手に書いてきちゃうパターン、ライムスの”リスペクト”のガリアが有名だが。

そんなこんなでまあ、ここまでしてあるならコレに俺のバースを、内容もすり寄せて書いてみようと作ったのがコレだ。

イントロの口笛。口笛ってちゃんとやろうとするとなかなか難しい。俺がやるとどうも音が震えてしまい。なので、この口笛はポニーキャニオンマネー村多、歴史倶楽部会長である。

俺にはない、ちょろっとキザな内容とファンキーなトラックがお気に入りである。
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